2026/07/07 12:40

PROJECT Wが「制作」から「研究」へ移行した理由
PROJECT Wを続ける中で、一つのことを強く実感するようになりました。
人は、ある特定の生きものを深く観察し、その存在を理解しようとすること自体が、一つの幸せになるのではないかということです。
もちろん、社会全体について考えることも大切です。
しかし、一つの生命と静かに向き合い、その存在について考え続ける時間もまた、人生を豊かにしてくれる大切な経験なのだと思います。
そう考えたとき、私は子どもの頃から研究者という存在に憧れていたことを思い出しました。
心理学者や霊長類の研究者たちは、研究対象と誠実に向き合い、その関係性を何年、何十年とかけて築いていきます。
そこでは、人間社会の評価や流行ではなく、「知りたい」という純粋な探究心が原動力になっています。
PROJECT Wも、作品を制作することだけが目的ではありません。
ワクワク星人という未知の生命体を観察し、その記録を残し、理解を深めていくこと。
